こんばんは、契約OL相談室の長"Mahiro"です。
今回の相談内容は契約社員あるあるかもしれません...。
相談内容
仕事が早いという理由だけで、リーダーに任命されちゃいました。
正直、リーダー経験も自信もありません。
この状況で気をつけるべきことやアドバイスを教えてください。
リーダーに任命される理由として「仕事が早いから」というのはよくあるケースです
特に正社員より契約社員が多い職場では、「仕事ができる人=リーダーに適している」という考え方が多い気がします。
しかし、実際は「仕事が早い」と「マネジメント能力がある」は必ずしもイコールではありません。
仕事の進め方、気の遣い方、脳みその使い方が異なるからです。
私自身も過去に、そういった理由でリーダーを任されることが何度もありました。
その経験から、以下の点に気をつけて自分のメンタルを守ることで、リーダー業務をなんとか乗り越えることができました。
1.人に期待しすぎない
リーダーになると、他のメンバーに仕事を任せる場面が増えますが、「自分と同じレベルでやってくれるだろう」と期待しすぎると、うまくいかないことが多々あります。
特に、仕事が人より早いという理由でリーダーになった人は、「当たり前にできるだろう」と思い込んじゃうことがあります。
私も実際そうでした。
しかし、人それぞれ仕事の進め方や理解度は異なります。
他人に期待しすぎるのではなく、「できる範囲でサポートする」スタンスで取り組みましょう。
2.伝わっていなければ、言っていないのと同じ
業務の説明や指示をしたつもりでも、相手に伝わっていなければ意味がありません。
「2.3回言ってるのにまた同じ質問してきた」「何回も言ってるのに聞いてないと言われる」といったことは働いていればよくあります。
おそらく「理解できていない=記憶に残らない」からだと思います。
その場合は、
- メモすることを促す
- 相手が本当に理解しているかどうかを確認
- 必要に応じて何度でも説明を繰り返す
- 説明の仕方を変えてみる
- 第三者に説明の内容が理解できるか聞いてみる
と、理解してもらうためにいろいろ工夫してみましょう。
ここで大事と思われるのが「何度聞いてこられても嫌な態度を取らない」です。
怒ったり、呆れた態度を取られると相手は相談しづらくなり、わからないまま業務を進めちゃう可能性があります。
リーダーは忍耐力と思って、平常心で対応しましょう。
3.自分を犠牲にするほど無理はしない
リーダーに任命されたからといって、すべてを完璧にこなそうと思う必要はありません。
責任感を持って取り組むことは大切ですが、体力やメンタルが限界に近いと感じたら、上司や周囲に相談しましょう!
無理を続けてメンタルを崩してしまうと、立ち直るのが難しくなります。
特に真面目な頑張り屋さんに多いので、気をつけて!!
4.リーダーに向いていないと感じたら、早めに相談
「リーダーに任命されたけれど、向いていない」と感じたら、早めに上司に相談するのも選択肢の一つです。
リーダーを辞退することは決して悪いことではありません。
リーダー業務を経て、少なからず視野は広がっています。
その経験から、作業者としてよりパフォーマンスは上がっていると思います。
また、空いてしまったリーダー枠に新たに入った人が力を発揮するかもしれません。
その結果、チーム全体のパフォーマンス向上につながる場合もあります。
チーム全体・会社全体の規模で見ると、向いていないことより向いていることに取り組む方がいいに決まっています。
なので、勇気を持って相談しましょう!
まとめ
リーダーに任命されるのは、上司からの期待の表れでもあります(人が足りないからリーダーに繰り上がる場合もありますが...)。
しかし、期待されているからといって、気負いすぎる必要はありません。
大切なのは、自分のペースでチームをサポートすることです。無理はアカン!
総括すると「リーダーの心得=自分の心を守りながら取り組む」です。
上から下から間に挟まれると大変ですもんね。
無理せず頑張りましょー!